【四字熟語】
孤影飄零
「孤影漂零」とも書く。
【読み方】
こえいひょうれい
【意味】
資産や地位、身分などを失い、孤独でさびしげな様子。
【語源・由来】
「孤影」はただ一人でさびしそうな姿。「飄零」は落ちぶれてさまようこと。
【典拠・出典】
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【類義語】
・孤影悄然(こえいしょうぜん)
孤影飄零(こえいひょうれい)の使い方
今、熟年離婚が多いらしいね。
家庭を顧みずにいた仕事人間が、退職して肩書も家族も同時に失ったら、孤影飄零になるわよね。
こわいなあ。大人になったら気を付けよう。
そうよ。奥さんを大事にしないと、家庭も人生も崩壊するわよ。
孤影飄零(こえいひょうれい)の例文
- 会社が倒産し取り巻きがいなくなった健太くんは、まさに孤影飄零だ。
- CM女王だったときは、忙しすぎて早く女優を引退したいと思ったが、いざ業界から干されると、孤影飄零になりスポットライトにあたっていたころが懐かしい。
- 事件で地位も名誉もなくした健太くんは、孤影飄零となり、家に引きこもっているようです。
- 孤影飄零だった健太くんは、孤独死したそうです。
- 事業に失敗したともこちゃんは、今では孤影飄零となって、往時の姿は見る影もない。