【四字熟語】
孤雌寡鶴
【読み方】
こしかかく
【意味】
夫を亡くし孤独になった女性のこと。
【語源・由来】
「孤雌」は、つがいの雄を亡くした孤独な雌。「寡鶴」はつれあいのいない鶴。
【典拠・出典】
『文選』王褒「洞簫腑」
孤雌寡鶴(こしかかく)の使い方
ともこちゃん。あの家のおじいさんが亡くなって、おばあさんは孤雌寡鶴になってしまったんだって。
ええっ。あんなに仲が良かったのに?きっと、とても落ち込んでいるわ。
僕たちで元気付けてあげようよ。
そうね。少しでも寂しさを紛らわせてあげたいわよね。
孤雌寡鶴(こしかかく)の例文
- 戦争で夫を亡くし、孤雌寡鶴となった女性が、戦争中、たくさんいたという。
- 孤雌寡鶴になったともこちゃんを癒したのは、健太くんの笑顔でした。
- 健太くんを亡くし、孤雌寡鶴となった奥さんは、子どももいなくて寂しそうです。
- いつも気丈なともこちゃんでも、孤雌寡鶴となって寂しさを隠し切れないようです。
- 孤雌寡鶴になったともこちゃんは、ある日突然、前向きに夫の分も楽しく生きると決意しました。