一瀉千里の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
一瀉千里
【読み方】
いっしゃせんり
【意味】
流れが極めて速いということ。また、文章や弁舌が巧みでよどみのないことのたとえ。物事が調子良く速やかに進み、一気にはかどることも意味する。
ええっ、それって、「ペラペラと話す」や「サクサクと仕事が進む」ってことやな!
ちょうど川がゴウゴウと速く流れるように、言葉や行動がとめどなく進む感じやね。
これは、「すごいスピードで物事を進めること」を言う言葉なんやな。
ちょうど川がゴウゴウと速く流れるように、言葉や行動がとめどなく進む感じやね。
これは、「すごいスピードで物事を進めること」を言う言葉なんやな。
【語源・由来】
一瀉千里とは元々は水が一気に千里もの距離を流れ下ることを意味する。
「瀉」は水が下に流れ注ぐという意味。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一気呵成(いっきかせい)
・一瀉百里(いっしゃひゃくり)
【英語訳】
rapid
swift effort
rush
wildfire
full drive
full gallop
英語例文
彼はあの仕事を一瀉千里の勢いで終わらせた。
He finished the work rapidly.
彼はあの仕事を一瀉千里の勢いで終わらせた。
He finished the work rapidly.
一瀉千里(いっしゃせんり)の解説
カンタン!解説
「一瀉千里」っていうのは、もともと水がすごく早く流れることを表す言葉なんだ。だから、水がすごく速く、遠くまで流れていくようなイメージを思い浮かべるといいよ。「瀉」っていうのは、水がぐんぐんと下に流れることを指すんだ。
この言葉は、他のことにも使われていて、文章や話がスムーズで途切れることなく進むことや、何かがサクサクと進んでいくことを指すんだよ。たとえば、宿題や仕事がすっきりと、すぐに終わっちゃうことを「一瀉千里に片付く」とかって言ったりするんだ。
例えば、「一瀉千里に書き上げる」という言い方は、文章やレポートなどをサクッと、スムーズに書き上げることを表しているんだよ。ちなみに、この言葉を使って、何かをすごく速く、効率的にやっちゃうときにも使うことができるよ!
一瀉千里(いっしゃせんり)の使い方
あの先生嫌いだよ!宿題が多すぎるんだもん。ぜんぜん終わってないけど、どうしよう。
まだ終わってないの?確かに多いけど似たような問題ばっかりだったから、集中すれば割とすぐに終わるよ!
えー、もう終わったんだ。いいなぁ。僕もやらないとどれくらい時間かかった?
3時間くらいかな。集中したら一瀉千里ですぐにおわったわ。
一瀉千里(いっしゃせんり)の例文
- 彼は本当に仕事ができる。上司から言われたこともすぐにこなしてその日のうちに答えを出すんだ。まさに一瀉千里の勢いで仕事が片付いて行く。私も彼を見習いたい。
- 僕の友達は夏休みが始まるとすぐに2日間で宿題を終わらせた。それ以降ずっと遊べるから、宿題は一瀉千里で終わらせた方がいいと教えてくれたけど、僕には真似できなかった。結局夏休みの最終日にだらだらと終わらせた。
- 今度入ってきた新人は本当にお話が好きだ。話し出すと一瀉千里のごとく止まることを知らないから、彼と一緒では全く仕事にならない。
- 噂というのは広まる時は一瀉千里のように広まる。こんな田舎での出来事なのに、すでに隣の町で噂されているそうだ。
- 昨日買った本はとても面白い。休みで時間があったとはいえ一瀉千里でもう読み終えてしまった。
例えば、文章や話がとてもスムーズに進む様子、または何かがすごく速く進行することを示しているんだ。