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雑然紛然【ざつぜんふんぜん】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
雑然紛然

【読み方】
ざつぜんふんぜん

【意味】
いろいろ入り交じってごたごたとしていること。

「雑然」は、いろいろ入り交じっていること。「粉然」は、入り乱れてごたごたしていること。

【典拠・出典】

【類義語】
種種雑多(しゅじゅざった)
参差錯落(しんしさくらく)
・紛擾雑駁(ふんじょうざっぱく)

雑然紛然(ざつぜんふんぜん)の使い方

ともこ
健太くん。一体いつから自分の部屋の掃除をしていないの?
健太
かれこれ一年前かな。
ともこ
雑然紛然としていて、何から手を付けていいのかさっぱりわからないじゃないの。
健太
ごめんなさーい。

雑然紛然(ざつぜんふんぜん)の例文

  1. さっきまで満席だったようで、テーブルの上が食器で雑然紛然としていました。
  2. 空港はいろんな国の言葉が飛び交い、雑然紛然としていました。
  3. 雑然紛然としていた体育館だったが、ともこちゃんの鶴の一声で、クラスごとに整列し静かになった。
  4. ともこちゃんの机の上は雑然紛然としているが、彼女はどこに何があるか把握できているらしい。
  5. ともこちゃんの頭の中は整然としているが、健太くんの頭の中は雑然紛然としているんだろうな。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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