著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

雑然紛然【ざつぜんふんぜん】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
雑然紛然

【読み方】
ざつぜんふんぜん

【意味】
いろいろ入り交じってごたごたとしていること。

「雑然」は、いろいろ入り交じっていること。「粉然」は、入り乱れてごたごたしていること。

【典拠・出典】

【類義語】
種種雑多(しゅじゅざった)
参差錯落(しんしさくらく)
・紛擾雑駁(ふんじょうざっぱく)

雑然紛然(ざつぜんふんぜん)の使い方

ともこ
健太くん。一体いつから自分の部屋の掃除をしていないの?
健太
かれこれ一年前かな。
ともこ
雑然紛然としていて、何から手を付けていいのかさっぱりわからないじゃないの。
健太
ごめんなさーい。

雑然紛然(ざつぜんふんぜん)の例文

  1. さっきまで満席だったようで、テーブルの上が食器で雑然紛然としていました。
  2. 空港はいろんな国の言葉が飛び交い、雑然紛然としていました。
  3. 雑然紛然としていた体育館だったが、ともこちゃんの鶴の一声で、クラスごとに整列し静かになった。
  4. ともこちゃんの机の上は雑然紛然としているが、彼女はどこに何があるか把握できているらしい。
  5. ともこちゃんの頭の中は整然としているが、健太くんの頭の中は雑然紛然としているんだろうな。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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