【四字熟語】
人生朝露
【読み方】
じんせいちょうろ
【意味】
人の一生は、日が出ればすぐに乾いてしまう朝の露のようである。人生はかないことのたとえ。
【語源・由来】
「人生」は、人の一生。「朝露」は、朝の露。
【典拠・出典】
『漢書』「蘇武伝」
【類義語】
・槿花一日(きんかいちじつ)
・槿花一朝(きんかいっちょう)
・黄梁一炊(こうりょういっすい)
・浮生若夢(ふせいじゃくむ)
・電光朝露(でんこうちょうろ)
・飛花落葉(ひからくよう)
人生朝露(じんせいちょうろ)の使い方
健太くん。毎日、毎日、寝てばかりじゃ人生勿体ないわよ。
人生100年の時代だよ。30年くらいぼんやりしてても大丈夫だよ。
人生朝露の如しというわよ。いつはかなく終わってしまうかわからないのよ。
それは困るぞ!
人生朝露(じんせいちょうろ)の例文
- ともこちゃんは、若い健太くんの死を知り、人生朝露の如しだと思った。
- 健太くんは、人生朝露の如しというのだから、今をエンジョイしなくていつするんだと屁理屈をいう。
- ともこちゃんは、人生朝露の如しという言葉を胸に、一瞬一瞬を大事に生きている。
- また明日と言ってた健太くんが、事故で亡くなるなんて、人生朝露の如し。
- 人生朝露の如し、若いからと言っても一寸先は闇、終活はお年寄りだけのものじゃない。