【四字熟語】
戦戦兢兢
「兢」は「恐」とも書く。
【読み方】
せんせんきょうきょう
【意味】
恐れてびくびくしている様子。何かに恐れて気をつけ慎む様子。
【語源・由来】
「戦戦」は震えて恐れること。「兢兢」は緊張して恐れるさま、恐れて戒め慎むさま。
【典拠・出典】
『詩経』「小雅・小旻」
【類義語】
・小心翼翼(しょうしんよくよく)
・細心翼翼(さいしんよくよく)
・翼翼小心(よくよくしょうしん)
・戦戦慄慄(せんせんりつりつ)
戦戦兢兢(せんせんきょうきょう)の使い方
健太くん。何で落ち着かないの?
いつ仕返しされるか戦戦兢兢としているんだ。
仕返しされるようなことをするからいけないのよ。
ちょっとしたいたずらのつもりが、あんな大事になるとは思わなかったんだよ。
戦戦兢兢(せんせんきょうきょう)の例文
- 健太くんは秘密をいつ暴露されるかと、戦戦兢兢としていました。
- いつゲンコツが飛んでくるかと、四六時中戦戦兢兢としていたのでした。
- 江戸幕府は、沖に停泊している黒船が、いつ攻め入ってくるかと戦戦兢兢としていました。
- 予習をしていない生徒たちは、いつ指名されるかと戦戦兢兢たる有様でした。
- 罪の意識があるともこちゃんは、戦戦兢兢たるものがあったと思います。