【四字熟語】
野卑滑稽
【読み方】
やひこっけい
【意味】
下品でいやしく、常識をはずれていてばかばかしい感じがすること。
【語源・由来】
「野卑」は、粗野で下品なこと。いやしいこと。「滑稽」は、常識をはずれていて、ばかげた感じがすること。おかしいこと。ばかばかしいこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・俗臭芬芬(ぞくしゅうふんぷん)
・品性下劣(ひんせいげれつ)
【対義語】
・軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)
・滑稽洒脱(こっけいしゃだつ)
野卑滑稽(やひこっけい)の使い方
クジラを食べる文化が日本にあるんだけど、海外から見ると野卑滑稽に見えるらしいね。
そういうことって往々にしてあるわよね。
日本から見たら野卑滑稽な文化ってたくさんあるもんね。
そうよ。だから、異文化コミュニケーションは難しいのよ。
野卑滑稽(やひこっけい)の例文
- 健太くんは、イナゴの佃煮が野卑滑稽に思えたが、食べたらおいしかった。
- 結婚当初は我慢できたことが、年々野卑滑稽に思えてきた。
- カレーライスを混ぜて食べるのは野卑滑稽に見える。
- 未開の地で野卑滑稽だと思っていたが、しばらく滞在するうちに、野性味あふれた素晴らしい土地だと気付いた。
- 野卑滑稽だと一蹴するには勿体なさ過ぎるよ。