【四字熟語】
砂上楼閣
【読み方】
さじょうのろうかく
【意味】
基本がしっかりしていないために、物事が長続きしないこと。また、実現不可能なこと。一見、すばらしく思えることでも、実は、あまり確かなことではないということ。
【語源・由来】
砂の上の高い建物は、いつ崩れるかわからないという意から。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・海市蜃楼(かいししんろう)
・空中楼閣(くうちゅうのろうかく)
砂上楼閣(さじょうのろうかく)の使い方
文化祭の準備は順調?
話し合いが進まないんだ。でも行き当たりばったりで何とかなるんじゃないかな。
ちゃんといろんな事を決めておかないと、砂上楼閣になってしまうわよ。
それは困るな。
砂上楼閣(さじょうのろうかく)の例文
- ともこちゃんの夢は砂上楼閣のように崩れ去った。
- 社長令嬢と結婚して得たこの地位は、砂上楼閣だ。
- バブルは所詮砂上楼閣だったんだよ。
- 明智光秀の天下は砂上楼閣のようにあっけなく崩れた。
- 砂上楼閣とならないように、しっかり話し合って土台を固めよう。