【四字熟語】
英華発外
【読み方】
えいかはつがい
【意味】
内に秘めた美しさが、華やかな光となって外にあらわれる。精彩を放つこと。
【語源・由来】
「英華」は美しい花。転じて、物事のすぐれた美しさ。「発外」は外にあらわれることから。
【典拠・出典】
『礼記』「楽記」
【英語訳】
come out and shine with inner beauty
come outは「外にあらわれる」という意味の熟語。shineは「輝く」という意味の動詞。
英文例
彼女の様子はまさに英華発外だった。She was bright her coming out and shining with inner beauty.
英文例
彼女の様子はまさに英華発外だった。She was bright her coming out and shining with inner beauty.
英華発外(えいかはつがい)の使い方
今度来た先生って、何ていうか、すごく品が良い感じよね
うんうん、優しそうだし、うちのクラスの担任になってくれればいいのに
英華発外よね、きっと内面もきれいなんだわ
いいなあ、ほんと、うちのクラスの担任にならないかなあ
英華発外(えいかはつがい)の例文
- 彼女は、顔立ちこそ並なものの、その出で立ちには形容しがたい気品があり、まさに英華発外だったと言えよう。
- 私が彼と結婚したのは、外見的な美しさではなく、性格や考え方などの内面に惹かれたからだ。今にして思えば。、出会った時も私にはとても輝いて見え、英華発外の男性だった。
- 私の親友である彼は、容姿端麗とは言い難い外見だが、会って話をすると英知に輝いていて、とても魅力的だ。彼のような人を英華発外というのだろう。
- 私の母は、いくつになっても変わらず、人を惹きつける才能がある。年齢を重ねるほどに英華発外となっていくようだった。
- 私の容姿はとても褒められたものではないと自覚していたが、友人達からは見た目が良いと言われる。このギャップが、英華発外というものなのだろうか。
まとめ
「英華」は美しい花を表し、「発外」は外にあらわれるということから、英華発外(えいかはつがい)は、内に秘めた美しさが、華やかな光となって外にあらわれるという意味の言葉となりました。人の醜美は決して外見だけで決まるものではないという教えで、確かにそうだとうなづけます。内面をみがけば身にまとうオーラが変わり、ずっと魅力的になることでしょう。