【四字熟語】
架空無稽
【読み方】
かくうむけい
【意味】
でたらめな作りごとのこと。なんの拠りどころもなく、ほらを吹くということ。
【由来】
「架空(かくう)」も「無稽(むけい)」も、拠りどころがないということ。
【類義語】
・奇異荒唐(きいこうとう)
・荒唐不稽(こうとうふけい)
・荒唐無稽(こうとうむけい)
・笑止千万(しょうしせんばん)
・無稽荒唐(むけいこうとう)
【英語訳】
Absurd. Romance. Illusion-promoting.
架空無稽(かくうむけい)の使い方
ともこちゃんが書いた小説が、コンクールで入賞したらしいじゃないか。
そうなの。さっき連絡が来て、とてもおどろいているわ。
おじさんは、ともこちゃんが小説を書くことを反対していたけれど、これで認めてくれるかもしれないね。
父には、架空無稽なことばかり書くなと怒られたこともあるけれど、あきらめずに続けていてよかったと思うわ。
架空無稽(かくうむけい)の例文
- 彼の言うことは、架空無稽なことばかりだから、信じてはいけないよ。
- 妹は空想が好きらしいけれど、いつも架空無稽なことばかり話しているから、家族が心配している。
- 架空無稽なことばかり考えているので、せっかくだからと思い物語を書いてみたら、出版されることが決まった。
- 架空無稽なことばかり言っていた友人が、今では映画監督になってたくさんの作品を撮っていると聞いて驚いてしまった。
- 兄とその友人たちは、いつも架空無稽なことばかり言って笑っている。私にはなにが楽しいのか、よくわからない。
まとめ
架空無稽といっても、うそばかりついていては、人に信用されなくなってしまいます。
しかし架空無稽の物語でも、人を感動させることもありますね。
想像力を働かせることで、思いもよらない成果をあげることもあるかもしれません。