山紫水明の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
山紫水明
【読み方】
さんしすいめい
【意味】
自然の景色が清らかで美しいこと。太陽の光で照らされた山や川は清らかで澄んで見えること。
なるほどな。つまり、「山が日光で紫色に輝いて、水はすごくきれいで明るい」っていう自然のきれいな風景を言うんやな。
これは、「自然の美しさ」を感じさせてくれる言葉やね。
これは、「自然の美しさ」を感じさせてくれる言葉やね。
【語源由来】
「山紫」は山が太陽の光に映えて美しく紫色に見えること。「水明」は川が清らかで澄んでいること。四季折々の山水(自然)の美しさを形容するのに用いられる。
【典拠・出典】
頼山陽「題自画山水」
【類義語】
・山容水態(さんようすいたい)
・高山流水(こうざんりゅうすい)
・山光水色(さんこうすいしょく)
【英語】
scenic beauty、beautiful scenery、outstanding natural beauty
例文 私は山紫水明を愛している。
I love beautiful scenery.
I love beautiful scenery.
山紫水明(さんしすいめい)の解説
カンタン!解説
「山紫水明」っていうのは、自然がとってもきれいで、まっすぐで清らかな様子を表しているんだよ。
例えば、日差しが差し込んで、山が紫色に見えたり、川の水が透き通っていて美しいような風景を想像してみて。
そういう風景を「山紫水明」って言うんだよ。
例えば、「山紫水明の地」とかって言うと、自然がとても美しい場所ってことになるんだよ。
それはまるで絵画のように、すごく美しい風景を表しているんだね。
山紫水明(さんしすいめい)の使い方
今年の遠足は京都になったね。班別行動はどこに行くか決まった?
僕たちの班は、金閣寺と銀閣寺を巡ってそれぞれを比較することにしたんだ。
金閣寺や銀閣寺は、自然と見事に調和されていて山紫水明な場所ね。
早く遠足の日にならないかな~!楽しみで仕方がないよ!
山紫水明(さんしすいめい)の例文
- 鎌倉幕府は山紫水明だけではなく、防衛にも適している場所に作られた。
- 京都の山紫水明な景観を壊さないように、電柱は茶色に塗装されている。
- 私の住んでいる場所は、周りに何もないが山紫水明で美しい場所だ。
- 定年になったら、夫婦で山紫水明な場所に移住したいと考えている。
- 山紫水明な景色を見るために、私は早朝から山に登って朝日を拝む。
- 山紫水明な景色を見ると、心まで澄んで健康になる気がする。
- 自然保護団体は、山紫水明な景観を守るために大型ショッピングセンター開発中止のデモを行った。
- 日本で山紫水明を味わうなら、四国巡りがぜびおすすめですと旅行会社に言われた。
- 山紫水明を愛する彼には、都会の良さがわからない。
山紫水明の文学作品などの用例
- 天守の窓に靠もたれて、若き直弼は山紫水明の眺めに飽きることを知らなかった。<舟橋聖一・花の生涯>
山が日の光で紫色に見え、水がとても清らかで明るく見えるという景色を描いているんだ。