【四字熟語】
間不容髪
【読み方】
かんふようはつ
【意味】
すぐにということ。非常に差し迫ったさま。髪の毛一本も容れられないほど事と事の間にすきまがないこと。
【典拠・出典】
『説苑』正諫
間不容髪(かんふようはつ)の使い方
昨日はあの有名人の不倫のニュースで、世間は大騒ぎだったね。僕がワイドショーを見た時は、ちょうど記者達が彼の自宅に突撃している映像だったよ。
うん、見た見た。ワイドショーは大騒ぎだったよね。映像を見る限りは彼は間不容髪に否定したみたいだけどね、実際のところどうなのか分からないよね。
本当にね。正直なところ、彼にはあまり興味がないから、不倫してようがなんだろうが僕には関係ないんだけどね。ニュースは好きだから、もっと和むような報道をして欲しいものだよ。
そうね。私はあまりテレビを見ないのだけれど、近頃はそういったゴシップネタばかりで辟易するね。私はますますテレビ離れが進んでしまいそうだわ。現に最近は家に帰ってもインターネットで動画を見てばかりだし。
間不容髪(かんふようはつ)の例文
- 何か急用があるのか、彼は家に帰ってくるなり、間不容髪にまた家を飛び出した。
- 私にいくら容疑をかけられたところで、そんなのは不可能です。なぜなら私はその日、間不容髪に予定が詰まっていたのですから。
- その地域では、大規模な火災が発生したので、人々はなりふり構わず、間不容髪に外へ避難する必要があったのだが、彼はなぜか逃げることをしなかった。
- 人と話す時は、そう間不容髪に相づちを打つのではなく、もっと一呼吸置いてから話し始めるようにした方が良いという。
- 今回の命令は緊急であるから、間不容髪に対応してもらいたい。