千両役者の意味(対義語)
【四字熟語】
千両役者
【読み方】
せんりょうやくしゃ
【意味】
一年で千両も稼ぐという、人気があって技芸のすぐれた役者のこと。転じて、ここ一番というときに、見事な活躍をする人のこと。
それは、すごいなぁ。「大事なときに、しっかりと活躍できる人」ってことやな。
プレッシャーの中でも、頼りになる存在やで。
一年で千両も稼ぐ役者のように、大切なときにはきちんと結果を出してくれる人を称える言葉やね。
プレッシャーの中でも、頼りになる存在やで。
一年で千両も稼ぐ役者のように、大切なときにはきちんと結果を出してくれる人を称える言葉やね。
【典拠・出典】
-
【対義語】
・大根役者(だいこんやくしゃ)
千両役者(せんりょうやくしゃ)の解説
カンタン!解説
「千両役者」って言葉は、元々は一年間で千両(昔の日本のお金)も稼げるほどの、すごく人気があって、技術も一流の役者のことを指していたんだ。
でも今では、その言葉が少し変わって、「ここ一番」という大事な時に、本当に素晴らしい活躍を見せる人のことを言うんだよ。
たとえば、サッカーの試合で、最後の最後に決定的なゴールを決めた選手や、学校の発表会でみんなを感動させた生徒なんかが「千両役者」って言えるね。本当に大事な時に、しっかりと結果を出してみんなを感動させる人のことをそう呼ぶんだよ。
千両役者(せんりょうやくしゃ)の使い方
ともこちゃん、素晴らしい演技だったね。今もまだ拍手が収まらないよ。
うれしいわ。一生懸命練習した甲斐があったわ。
もう一度、あいさつをするために、舞台へのぼった方がいいよ。ともこちゃんは、千両役者だね。
ありがとう。お礼のあいさつをしてくるわ。
千両役者(せんりょうやくしゃ)の例文
- 彼の出る映画はどれも大ヒットしていて、千両役者だといえるだろう。
- 千両役者といえば、彼女の名前が真っ先に上がるだろう。あの演技は見る者を魅了して止まない。
- 登場したときの雰囲気は、まさに千両役者といえるものだった。しかし、実力はまだ足りないかもしれない。
- なにが起きても冷静に対処することは、千両役者として必要不可欠なことであると教えられた。
- 千両役者になりたいと、演劇の学校へ入ったけれど、実力を持った人ばかりで圧倒されてしまった。
それが転じて、大切なときに見事な活躍を見せる人を指すようになったんだ。