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千言万語【せんげんばんご】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

千言万語

千言万語の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
千言万語

【読み方】
せんげんばんご

【意味】
非常にたくさんの言葉。また、たくさんの言葉を話すこと。さらにくどくどと言うこと。
たくさんのことばを費やして、人を説得するときなどに用いられる。

「千言万語を費やす」などと使う。
四字熟語の博士
「千言万語」という四字熟語は、言葉をたくさん使って何かを説明することを指しているんだ。
たくさんの言葉を使い果たして、色々なことを話すというイメージだよ。
助手ねこ
そうか、それはつまり、「言いたいことがいっぱいあって、たくさんのことばを使って話す」ってことやな。
一つのことを説明するのに、いろんな言葉を使ってあれこれ語るんやな。
これは、「たくさん話すことの大切さ」を教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
「千言」「万語」は共に、たくさんのことばという意味。
ことばを必要以上に並べて言いたてるなど否定的に使うことが多い。

「万」の旧字体は「萬」。

【典拠・出典】
鄭谷「燕詩」

【類義語】
・千言万句(せんげんばんく)
・千言万言(せんげんばんげん)

【対義語】
一言半句(いちごんはんく)
片言隻句(へんげんせきく)

【英語訳】
・The Many words
・They talk in a rambling
・Rambling chatter.

千言万語(せんげんばんご)の解説

カンタン!解説
解説

「千言万語」っていうのは、本当にたくさんの言葉を話すことを表すんだよ。要するに、山ほどの言葉を使う、または何度も何度も話すことを指すんだ。

「千」と「万」は、すごく大きな数を示していて、「言」や「語」は、それぞれ「言葉」を意味しているんだよ。

例えば、「千言万語を費やす」っていうときは、本当にたくさんの言葉を使って話をしている、という意味になるんだよ。もともと、この言葉の出どころは、鄭谷ていこくという人が書いた「燕詩えんし」という詩から来ているんだ。

千言万語(せんげんばんご)の使い方

健太
ともこちゃんの気持ちは分かっているよ。だからこそ、応援したいんだ! この間は仲間がプライベートでいろいろあって、つきあわされたんだよ。
ともこ
別に分かってくれなくていいのよ。私、調子のいい人って好きじゃないの。
健太
僕は調子がいい人じゃないからね! ともこちゃん、ちゃんとわかっているよ。仲間のうさばらあしにつきあっただけだから。
ともこ
あなたの千言万語なんてどうでもいいのよ! 言葉を並べ立てるよりも行動で示せばいいでしょ? 余計に頭にくるわ。

千言万語(せんげんばんご)の例文

例文
  1. 見えるもの、聞こえるものが全て。いくら千言万語を費やされても、あなたの誠意が見えなければ私の気持ちは動かないわ。
  2. 新人社員に気をつかい、こちらが千言万語を尽くしたとしても、今の若者は感覚が違うから、冷ややかな目で見られるだけだ。
  3. 友達が遊び人の男と付き合いたいと言い出した。千言万語を尽くしてやめるよう説得したけれど、結局付き合いを始めてしまった。
  4. 千言万語を尽くした過剰すぎるマイクパフォーマンスがパチンコホールに響いている。
  5. 彼は千言万語より行動で示すほうが効果的と、行動で示しているらしいが、とても分かりずらい。千言万語で説明してもらう必要がありそうだ。
  6. 選挙の応援演説、千言万語で言葉を飾り立てたが、徒労に終わった。
<金色夜叉/尾崎紅葉>より
彼が千言万語を舌を弄(ろう)して倦(う)まざるは、畢竟(ひっきょう)利の一字を掩(おお)わんがためのみ。貧する者の盗むは世の習(ならい)ながら、貧せざるもなお盗まんとするか。

千言万語の文学作品などの用例

  1. 彼が千言万語を舌をろうしてまざるは、畢竟ひっきょう利の一字をおおわんがためのみ。貧する者の盗むは世の習ながら、貧せざるもなお盗まんとするか。<尾崎紅葉金色夜叉>

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