八面六臂の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
八面六臂
【読み方】
はちめんはちめんろっぴ
【意味】
いろいろな方面できわだった活躍をすること。また、一人で何人分もの活躍をすること。もとは仏像などで八つの顔と六本の腕をもっていること。
ほんまに?それなら、「ひとりでもすごくたくさんのことをやって、他の人たちを驚かせる」ってことやな。
まるで8つの顔と6本の腕があるかのように、いろんなことを同時にこなしてるんやな。
これは、「一人でどれだけ活躍できるか」を見せつける言葉やで。
まるで8つの顔と6本の腕があるかのように、いろんなことを同時にこなしてるんやな。
これは、「一人でどれだけ活躍できるか」を見せつける言葉やで。
【語源・由来】
「面」は顔、「臂」はひじ・腕。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・三面六臂(さんめんろっぴ)
八面六臂(はちめんろっぴ)の解説
カンタン!解説
「八面六臂」っていうのは、とっても活発に、いろんな方向で活躍することを表すんだよ。たとえば、一人で何人分もの仕事をこなす、そんなすごい活動をする人のことを指すんだ。
この言葉、もともとは仏像のことを表してて、その仏像は八つの顔と六本の腕を持っているんだよ。つまり、いろんな方向を見て、いろんなことを同時にやれる、すごい力を持っているっていう意味なんだ。「面」っていうのは顔を、「臂」っていうのは腕を表してるんだよ。
例えば、「八面六臂の働き」って言うと、一人で多くの仕事をこなして、まるで何人分もの人間が働いているかのようなすごい活躍をしている、っていう意味になるよ。
八面六臂(はちめんろっぴ)の使い方
健太くん。八面六臂の活躍だったわね。
運動会は、僕が唯一活躍できる日だからね!お弁当を食べたら、午後からもさらに八面六臂の活躍をして見せるよ。
まあ、楽しみね。でも健太くんの白組には負けないわよ。
いやいや、このまま僕の力で白組を勝利に導くよ。
八面六臂(はちめんろっぴ)の例文
- 健太くんの八面六臂の活躍の噂は、町中に広まっていました。
- ともこちゃんの器用さが発揮され、八面六臂の活躍でした。
- 女性の地位向上に八面六臂の活躍をした人として有名です。
- あのおとなしいともこちゃんが、人前に出て八面六臂の大活躍ぶりで、ただ仰天するのみでした。
- 八面六臂の活躍が、新聞社の目に留まりました。
八面六臂の文学作品などの用例
- こうして、ついに政宗の八面六臂の活躍は始まった。<山岡荘八・伊達政宗>
- 母は、一歳の次女におっぱいを含ませながら、そうして、お父さんと長女と長男のお給仕をするやら、子供たちのこぼしたものを拭くやら、拾うやら、鼻をかんでやるやら、八面六臂のすさまじい働きをして、〈太宰治・桜桃〉
それはつまり、いろいろな場面で目立つ活動をするということなんだ。