風流三昧の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
風流三昧
【読み方】
ふうりゅうざんまい
【意味】
自然に親しみ、詩歌や書画などの優雅な遊びにふけること。「風流」は上品で優雅な趣のあること。「三昧」は、あることに熱中して、他をかえりみないこと。
あぁ、それは「普段の生活から離れて、自然に触れたり、詩を書いたり、絵を描いたりする楽しい時間を持つ」ってことやね。
ふだんのバタバタから離れて、心がスッキリする時間を持つんやな。
これは、「大切な時間を自分自身のために使うことの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
ふだんのバタバタから離れて、心がスッキリする時間を持つんやな。
これは、「大切な時間を自分自身のために使うことの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「昧」を「味」「眛」などと書きちがえない。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・花鳥風月(かちょうふうげつ)
・琴歌酒賦(きんかしゅふ)
・風流韻事(ふうりゅういんじ)
・風流佳事(ふうりゅうかじ)
・風流閑事(ふうりゅうかんじ)
風流三昧(ふうりゅうざんまい)の解説
カンタン!解説
「風流三昧」っていうのは、自然とか詩を楽しみながら、すごく優雅に遊ぶことを表すんだよ。
「風流」っていうのは、エレガントで上品なことを意味するんだ。それに、「三昧」っていうのは、そのことに夢中になって、他のことを気にしない状態を指すんだ。
だから、風流三昧って言うときは、自然の中で詩を書いたり、美しい音楽を聴いたり、美術館で美しい絵を見たり、そんな風に時間を過ごすことを指すんだよ。
例えば、「風流三昧に明け暮れる」って言ったら、その人が一日中、そういう優雅な遊びに没頭して過ごしてるっていうことになるんだよ。
風流三昧(ふうりゅうざんまい)の使い方
父さんが、早期退職に手を挙げて、風流三昧の暮らしをしたいって言っているんだ。
へえ。それもいいわね。
うん。僕は勉強が苦手だし、大学に行くかどうかも怪しいから、学費の心配をしないで好きなようにしたらいいよって言っているんだ。
理解のある良い息子ね。
風流三昧(ふうりゅうざんまい)の例文
- 息子に店を譲り、悠々自適な風流三昧の日々を送っています。
- 茶の湯、俳諧などに心を傾け、風流三昧の生活をしていました。
- 小さな山小屋を買って、山の風景をスケッチに描き、心静かに風流三昧の毎日です。
- 京都に終の棲家を建て、風流三昧に浸りました。
- 祖父は風流三昧の余生を過ごし、幸せだったと思います。
風流三昧の文学作品などの用例
- どういう神経なのか、東山の山荘(銀閣寺)に超然として風流三昧のくらしをつづけたのである。<司馬遼太郎・この国のかたち>
- 祖先の苦勞を忘れて風流三昧に現を拔かす當世武士を尻目にかけし、半歳前の我は今何處にあるぞ。〈高山樗牛・瀧口入道〉
それは、心をリフレッシュするための時間を持つ、という意味も含んでいるよ。