【四字熟語】
浅瀬仇波
【読み方】
あさせあだなみ
【意味】
思慮の浅い人は、とかくとるにたりない小さなことにも大さわぎすることのたとえ。深い淵より浅い瀬の方がはげしく波立つ意。
【典拠・出典】
『古今集』
浅瀬仇波(あさせあだなみ)の使い方
この前ノーベル賞をとった科学者は、ともこちゃんのおじさんなんだってね?
そうなのよ。
何で言ってくれないの?すごいことじゃないか。
浅瀬仇波、私自身がノーベル賞をとったわけじゃないんだから、騒ぐほどの事でもないでしょう?
浅瀬仇波(あさせあだなみ)の例文
- テストで90点だったと自慢している男子生徒がいるけれども、浅瀬仇波、私は100点以外とったことがないが言わない。
- 浅瀬仇波、親方くらいになると、必要なこと以外口にはしない。
- 浅瀬仇波、浅はかな人ほど小さいことに目くじらを立てて騒ぐ。
- 浅瀬仇波、騒いでいても事態は変わらないどころか悪化するから、とりあえず落ち着いて対処するべし。
- 浅瀬仇波、無能な人ほど、いざという時に何もできないくせによく騒ぐ。