【四字熟語】
暮雲春樹
「春樹暮雲」ともいう。
【読み方】
ぼうんしゅんじゅ
【意味】
遠くの友を切になつかしむ情。
【語源・由来】
「暮雲」は暮れがたの雲のこと。「春樹」は若芽をつけた春の木のこと。
【典拠・出典】
杜甫「春日憶李白」
【類義語】
・渭樹江雲(いじゅこううん)
暮雲春樹(ぼうんしゅんじゅ)の使い方
甲子園の時期になると、父さんは、共に戦った友人たちを想って暮雲春樹にかられるんだって。
健太くんのお父さんは高校球児だったの?
そうなんだ。とはいってもベンチをあたためていたんだけどね。
補欠だったのね。
暮雲春樹(ぼうんしゅんじゅ)の例文
- この曲を聞くたびに、友を思い出し暮雲春樹で胸がいっぱいになります。
- ぼんやり雲を眺めていたら、ふいに友の声が心によみがえり、暮雲春樹の想いにかられました。
- 暮雲春樹で胸が切なくなりました、
- 卒業アルバムを見ていたら、暮雲春樹で切なくなったので、思い切って会いに行くことにしました。
- 引っ越す時に、暮雲春樹で胸がいっぱいになり泣きそうになった時には、このペンダントを見て私はいつもあなたを想っていることを思い出してねと言われました。