【四字熟語】
呑舟之魚
【読み方】
どんしゅうのうお
【意味】
善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。
「呑舟」は舟を飲み込むこと。
【語源・由来】
船を呑みこむほど大きな魚の意。
【典拠・出典】
『荘子』「庚桑楚」
【類義語】
・呑波之魚(どんぱのうお)
呑舟之魚(どんしゅうのうお)の例文
ともこちゃん。テストの結果はどうだった?
100点だったわよ。健太くんは?
わあ。また100点?ともこちゃんは呑舟之魚だね。僕はまた0点だったよ。
毎回0点なのに笑っていられる健太くんも呑舟之魚よね。
呑舟之魚(どんしゅうのうお)の使い方
- 呑舟之魚として有名な健太くんは、幼稚園の頃から怖いものしらずで、大物になるとささやかれていました。
- ともこちゃんは、呑舟之魚と言われているだけあって、視野が広く、他の人と着目点が異なる。
- 健太くんのあの鈍感力はすごい、いずれは呑舟之魚と言われる日が来るでしょう。
- そんな細かいことを気にしているようでは、呑舟之魚になることはできないぞ。
- やんちゃな健太くんをしからず、温かい目で見守ったお母さんのおかげで、健太くんは伸び伸びと育ち、呑舟之魚となることが出来たのだと思います。