著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

道揆法守【どうきほうしゅ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
道揆法守

【読み方】
どうきほうしゅ

【意味】
道理をもって物事をはかり定め、法度をみずから守る。

【語源・由来】
「揆」ははかるという意味。もと「道揆」は上位者、「法守」は下位者についていった語。

【典拠・出典】
孟子』「離婁・上」

道揆法守(どうきほうしゅ)の使い方

健太
日本人は道揆法守の精神を持った人たちばかりだよね。
ともこ
そうよね。救急車が来たら、みんな道路わきに避けて、救急車が去るまで止まって待っているものね。
健太
これが自分勝手な人たちばかりだったら、救急車は無事に病院にたどりつけないよね。
ともこ
道揆法守の精神は大事よね。

道揆法守(どうきほうしゅ)の例文

  1. 道揆法守の精神をしっかり新一年生に教えました。
  2. 国民全員が道揆法守することは、結局自分たちを守ることにつながります。
  3. 道揆法守の精神に欠けているバイトたちが大勢いて、バイトテロといわれ問題になっています。
  4. 上司が道揆法守してみせないと、部下たちは守るはずがない。
  5. 道揆法守することは当たり前のことだと思っていましたが、道揆法守しない企業がたくさんいることが露見し始めました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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