【四字熟語】
烟雲過眼
「煙雲過眼」とも書く。
【読み方】
えんうんかがん
【意味】
雲やかすみが目の前を過ぎ去ってとどまらないように、物事に深く執着しないたとえ。物事に心をとめないで淡泊なたとえ。また、物事の過ぎ去ってとどまらないことのたとえ。
【典拠・出典】
蘇軾「王君宝絵堂記」
【類義語】
・雲烟過眼(うんえんかがん)
・虚静恬淡(きょせいてんたん)
・行雲流水(こううんりゅうすい)
・無欲恬淡(むよくてんたん)
烟雲過眼(えんうんかがん)の使い方
健太くん。私のクッキーを勝手に食べたわね!
あっ。そうです。ごめんなさい。
謝ってくれるならそれでいいわ。
ともこちゃんが烟雲過眼でよかったあ。
烟雲過眼(えんうんかがん)の例文
- 烟雲過眼、彼女は物に執着心が無いので、家の中はすっきりしています。
- 烟雲過眼、ともこちゃんは10着しか服を持っていません。
- 烟雲過眼な祖母は、ボランティア活動にいそしんでいます。
- 烟雲過眼なともこちゃんは、人に譲ることが多いです。
- 烟雲過眼な彼は、物事に縛られない性分で、とても自由で幸せそうなのです。