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不羈之才【ふきのさい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
不羈之才

【読み方】
ふきのさい

【意味】
何事にも拘束されないのびのびした才能。学才がすぐれていることをいう。非凡の才。

【語源・由来】
「羈」はつなぐという意味から、校則や束縛の意。

【典拠・出典】
漢書』「司馬遷伝」

不羈之才(ふきのさい)の使い方

ともこ
健太くんのお友達がアメリカに引っ越したのよね。
健太
そうなんだ。日本の教育では、彼の不羈之才はのばせない、つぶれてしまうっていって、アメリカに旅立ってしまったんだ。
ともこ
健太くんと彼は、相当仲が良かったからさみしくなるわね。
健太
さみしいけれども、彼の才能が世界に羽ばたくためならしょうがないよね。

不羈之才(ふきのさい)の例文

  1. 不羈之才をもつともこちゃんは、飛び級をして大学に進学しました。
  2. 健太くんの中に眠っていた不羈之才を見出したのは、友人であるともこちゃんです。
  3. ピアノで不羈之才があるともこちゃんに、有名な先生を紹介しました。
  4. 不羈之才がある健太くんにはどうあがいたってかなわないよ。
  5. 健太くんの才能は不羈之才で、あれは天賦のもので神様に愛されて生まれてきた彼がうらやましいよ。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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