群集心理の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
群集心理
【読み方】
ぐんしゅうしんり
【意味】
群衆の中で生まれる、特殊な心理状態のこと。
つまり、「たくさんの人が集まるとき、特別な気持ちになる」ってことやな。
それぞれの人が持ってる気持ちとはちょっと違って、みんなが一緒になって感じるような、特別な気持ちやな。
これは、「人が集まるときに起こる心の動き」を教えてくれる言葉やで。
それぞれの人が持ってる気持ちとはちょっと違って、みんなが一緒になって感じるような、特別な気持ちやな。
これは、「人が集まるときに起こる心の動き」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
衝動的で興奮が高まることで、判断力や理性の思考が低下すること。
深く考えずに、人の言動につられて行動すること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・付和雷同(ふわらいどう)
・阿附雷同(あふらいどう)
・唯唯諾諾(いいだくだく)
・不和随行(ふわずいこう)
【英語訳】
behave like a lot of sheep.
follow blindly.
群集心理(ぐんしゅうしんり)の解説
カンタン!解説
「群集心理」っていうのは、大勢の人々が集まってできた群れの中で生まれる特別な気持ちのことを指すんだ。この状態だと、なんだか興奮しちゃって、普段なら考えて行動することが、急になんでもかんでも同調しちゃうことがあるんだよ。そのときは、頭でしっかり考えることがなかなかできなくなるんだ。
例えば、大勢の人が同じ方向に走っていると、何も考えずについて行っちゃうこと、それが「群集心理」だよ。あと、試合とかでみんなが盛り上がっていると、自分もつい知らず盛り上がっちゃったり、そんな感じで「群集心理」が働くことがあるんだよ。
だから、「群集心理が働いた」っていうと、大勢の人々が一緒になって、理性を飛ばして感情に任せて行動してしまった、というような状況を表しているんだよ。
群集心理(ぐんしゅうしんり)の使い方
先生に抗議したい気持ちはあったけれど、こんなに大勢が集まるなんておどろいたね。
初めは、本当に抗議したい人だけが集まっていたけれど、今となっては群集心理が働いているように思えるわ。
これ以上、人数が増えてしまうと、危ないかもしれないね。
指揮を取って、落ち着かなければいけないわね。
群集心理(ぐんしゅうしんり)の例文
- 本当になにかを訴えたい気持ちがある人は、ほんの少しの人数で、あとは群集心理が働いてしまった人の集まりだよ。
- この会社は群集心理が働いていることによって、労働時間が長すぎることに気づいていないようだ。
- 今考えると、どうしてあんなに必死に抗議していたのかと、不思議に思うよ。きっとあの時は、群集心理が働いていたのだろう。
- 群集心理とは恐ろしいことで、自分の考えがコントロールできていないことにも、自分自身では気づかなくなってしまう恐れがあるのです。
- 今回の事件は、群集心理が働いたことで、さらに解決が遅れてしまったことが考えられる。
これは、個々人が持つ心理とは違い、集まった群衆全体が共有する特別な心の状態を表しているんだ。