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君子三戒【くんしのさんかい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
君子三戒

【読み方】
くんしのさんかい

【意味】
君子がつつしまなければいけない三つの戒めのこと。君子たる者は若いときは色欲を戒め、壮年時代には人と争うことを戒め、年取ってからは欲深にならないように戒めなければいけないということ。

【語源・由来】
「君子」とは人格者の意。

【典拠・出典】
論語』「季氏」

君子三戒(くんしのさんかい)の使い方

健太
何で、学生は制服を着て、髪形や靴にまで学校からの指定があるんだろう。
ともこ
君子三戒の一つ、若者の色欲を禁じているからじゃないかしら。異性の目を気にして、外見ばかり整えて、内面を磨くことをおろそかにしてしまうことを恐れているのよ。
健太
なるほどね。確かに、本気を出せば僕はモテ過ぎて、勉強する暇がなくて困ってしまうだろうなあ。
ともこ
それは無い無い。

君子三戒(くんしのさんかい)の例文

  1. 君子三戒を見ていると、人間は2500年以上前から変わらないんだなと思います。
  2. 君子三戒、健太くん、君もいい年の大人になったんだから、喧嘩は慎みなさい。
  3. 君子三戒を守るべきで、若いころ、色欲に惑い、その場のノリでSNSにアップした恋人との写真が今も削除されずに残っているから困っています。
  4. 君子三戒、歳を取ってまでお金にがめつくなりたくないから、心の余裕を持てるように、もっと年金をあげてくれないかしら。
  5. 君子三戒を無視した若者が、色欲に惑わされた結果の貧困や虐待が後を絶ちません。

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