【四字熟語】
玉兎銀蟾
【読み方】
ぎょくとぎんせん
【意味】
月のこと。
【語源・由来】
「玉兎」は月にすむといううさぎ。「銀蟾」は月にすむというひきがえる。それぞれ転じて、月の意。
【典拠・出典】
白居易「中秋月」
【類義語】
・玉蟾金兎(ぎょくせんきんと)
玉兎銀蟾(ぎょくとぎんせん)の使い方
玉兎銀蟾は、地球の唯一の衛星なんだよね。
そうよね。昔の人は。太陽と同じくらい玉兎銀蟾を身近に感じていたから、太陰と呼んでいたこともあるそうよ。
へえ。人間が唯一到達したことのある唯一の地球外天体だし、玉兎銀蟾は昔から人の生活に密接しているんだね。
もっと身近になって、月旅行をJTBで予約することが出来るような時代になってほしいわね。
玉兎銀蟾(ぎょくとぎんせん)の例文
- 玉兎銀蟾の重力は、地球に潮の満ち引きを起こしています。
- 玉兎銀蟾は、地球の自転による遠心力で、地球の一部が飛び出してできたとする説があります。
- かぐや姫は、毎晩、玉兎銀蟾を悲しそうな顔で眺めていました。
- 夏目漱石が、「I love you」を「玉兎銀蟾が綺麗ですね。」と訳したという逸話があります。
- 玉兎銀蟾がとてもきれいな満月だったので、テラスで食事をすることにしました。