魚目燕石の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
魚目燕石
【読み方】
ぎょもくえんせき
【意味】
よく似ているが本物とは違うもの。にせもの。または、偽物が本物の価値を落とすこと。
「燕石」は中国の燕山から出る宝石に似た石。
ああ、それは「見た目は本物みたいやけど、中身はニセモノ」ってことか。
つまり、よく似てるけどちゃんと見ればわかるんやな、ニセモノとホンモノは。
これは、「見た目だけで判断せず、中身もしっかり見ること」を教えてくれるんやな。
つまり、よく似てるけどちゃんと見ればわかるんやな、ニセモノとホンモノは。
これは、「見た目だけで判断せず、中身もしっかり見ること」を教えてくれるんやな。
【語源・由来】
魚の目と、燕山から出る石。どちらも玉 (ぎょく) に似ているところから。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・魚目混珠(ぎょもくこんしゅ)
【英語訳】
imitation that looks identical to the original
fake causing the original to lose value
魚目燕石(ぎょもくえんせき)の解説
カンタン!解説
「魚目燕石」って言葉は、見た目は似ているけど、中身は全然違う、価値のないものを表すたとえなんだよ。本物に見えて実は偽物、つまりニセモノを指すんだ。「魚目」と「燕石」、この二つはどちらも見た目は貴重なものに見えるけど、実は価値のないものを表しているんだ。
「魚目」っていうのは、魚の目のことだよ。普通の目と比べるとキラキラしてるから、遠くから見ると真珠に見えるかもしれないね。でも、よく見るとただの魚の目、つまり価値がないんだよ。
「燕石」っていうのは、中国の燕山という場所にある石のことを言うんだ。これも見た目は貴重な宝石に似てるけど、本当はただの石で、価値はないんだ。
だから、「魚目燕石」っていう表現は、外見だけは本物に見えるけど、本当は価値のないニセモノを表しているんだよ。
魚目燕石(ぎょもくえんせき)の使い方
父さんが、昨日、本物の名画だと思って買った絵が、精巧なコピーだったと知って「魚目燕石だあー!」ってショックを受けていたよ。
それはショックよね。私が、チョコレートだと思ってお菓子を買ったら、裏に準チョコレートって書いてあった時よりショックよね。
そんなの比べ物にならない位ショックだよー。
あら、私にとって準チョコレートはチョコレートの魚目燕石よ!
魚目燕石(ぎょもくえんせき)の例文
- 100円玉が落ちていると思って拾ったら、こども銀行と書いてある魚目燕石だった。
- バッタを捕まえに行って、やっと捕まえたと思ったら、ゴム製のおもちゃのバッタで、魚目燕石だった。
- 無人島に漂着して、長い間救助を待っていたが、近くに船の影が見えたので大きな声で叫んだが、その船は蜃気楼で魚目燕石だった。
- ともこちゃんが歩いていたので、「ともこちゃん!」と呼んだが振り返らないから、おかしいと思って追いかけたらとても良く似た魚目燕石だった。
- 動物園でパンダを見ることを楽しみに出かけたが、なんだか今日のパンダは元気がないなと思ったら、それは魚目燕石、ぬいぐるみで、本物は体調不良で奥の飼育小屋で休んでいるという事だった。
これは、本物そっくりの偽物と混同しないよう警戒することを教えている表現なんだ。