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白璧微瑕【はくへきのびか】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
白璧微瑕

【読み方】
はくへきのびか

【意味】
りっぱな人あるいは物に、わずかな欠点があるたとえ。

【語源・由来】
「白璧」は白く美しい宝石のこと。「微瑕」はほんのわずかな瑕という意味。

【典拠・出典】
蕭統「陶淵明集序」

【類義語】
白玉微瑕(はくぎょくのびか)
・美中不足(びちゅうのふそく)
狐裘羔袖(こきゅうこうしゅう)

白璧微瑕(はくへきのびか)の使い方

健太
ともこちゃんは頭脳明晰、眉目秀麗、運動神経は抜群、完璧なのにね。
ともこ
なのに、なによ!
健太
その怒りっぽいところが白璧微瑕だよね。
ともこ
余計なお世話よ。

白璧微瑕(はくへきのびか)の例文

  1. 健太くんのお父さんはイクメンでいいお父さんだけど、お酒を飲みすぎてしまうところが白璧微瑕なんだ。
  2. うちの犬は日本一かわいいし、飼い主想いで最高なんだけど、来客を噛むのが白璧微瑕なのよ。
  3. ともこちゃんは素敵なんだけど、口が悪いところが白璧微瑕です。
  4. 健太くんは優秀なんだけど忘れっぽいところが白璧微瑕で困ります。
  5. 自慢の妻なんだけど料理が下手なことが白璧微瑕なんだ、それでも最愛の妻であることには変わりがないけれども。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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