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利害得失【りがいとくしつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

利害得失

利害得失の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
利害得失

【読み方】
りがいとくしつ

【意味】
利益と損失。得るものと失うもの。自分の得するものと損をするもの。

四字熟語の博士
「利害得失」という四字熟語はね、手に入れたもの、つまり利益と、失ったもの、つまり損害を意味しているんだ。
何事をするにも、得たものと失ったものを考える、ということだよ。
助手ねこ
なるほどな。それはもう、「何かをゲットしたり、ロストしたりすること」やな。
何かを手に入れるためには、何かを犠牲にしなアカンこともあるんやな。
これは、「モノごとは得るものと失うものがあるんや」っていう、大人の知恵を教えてくれるんやで。

【語源・由来】
利害得失は「利」と「害」、「得」と「損」という同じ意味を持つ言葉を重ねて意味を強めた言葉。

【典拠・出典】

【類義語】
一長一短(いっちょういったん)
一利一害(いちりいちがい)
一失一得(いっしついっとく)
一得一失(いっとくいっしつ)
・利害失得(りがいしっとく)
・利害損得(りがいそんとく)
・利害得喪(りがいとくそう)

類義語が多くあるが、どれも同じく同じ意味を持つ言葉を重ねて強調したもの

【英語訳】
advantages and disadvantages
gains and losses
merits and demerits
pros and cons

英語例文
この問題の利害得失をしっかりと考えるべきだ。
You should consider of pros and cons of this matter.

利害得失(りがいとくしつ)の解説

カンタン!解説
解説

「利害得失」というのは、自分が得るものと失うもの、つまり利益と損失のことを指すんだよ。

「利害」っていうのは「得るものと損するもの」、「得失」も同じく「得るものと失うもの」って意味なんだ。「利害得失」と一緒に使うことで、この意味を強調してるんだ。

例えば、「利害得失を検討する」と言うときは、何をやるにも自分が得るものと失うもの、つまりプラスとマイナスをちゃんと考える、つまりよく考えてから行動する、という意味になるんだよ。

利害得失(りがいとくしつ)の使い方

健太
ともこちゃん、大学進学しないで働くって本当なの?ともこちゃんは頭もいいんだし、いい大学行けると思うけど。どうして?
ともこ
うーん、まだ考え中だけどね。。でも進学するのもお金かかるし、それなら働いたほうが両親のためにもなるかなって思って
健太
そうだけどさ、大学に行ったほうがその先いい仕事もきっとできるよ。奨学金だってあるんだし。受験までまだ時間もあるんだし、ちゃんとその利害得失を考えて決めないと。
ともこ
確かにそうよね。。もう一回ちゃんと考えてみるわ。ありがとう!

利害得失(りがいとくしつ)の例文

例文
  1. もうタバコをやめて3年になる。最近はとっても体の調子がいい、健康上の利害得失を考えてタバコをやめて本当に良かったと思う。
  2. 本当にこの仕事を請け負わないつもりですか?利害得失を考えての決断だとはとても思えない!
  3. 利害得失を考慮したらそうせざるを得ないだろう
  4. こんなにいい仕事をやめてしまうなんて、彼は利害得失など考えてことがないのだろう。
  5. 常に利害得失ばかりを考えていたら、やりたいことなんてできない。

利害得失の文学作品などの用例

  1. 感じ易き我が心は、利害得失の思慮をめぐらす暇もなく、彼の目に溢れた好意を其儘そのまま自分の胸のさかずきで享けたのだ。いくら浮世の辛い水を飲んだといっても、年若い者のする事は常にうである。思慮ある人は笑いもしよう。笑わば笑え、<石川啄木雲は天才である>

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