【四字熟語】
方枘円鑿
「円鑿方枘」ともいう。
【読み方】
ほうぜいえんさく
【意味】
物事がうまくかみ合わないことのたとえ。丸い穴に四角いほぞを入れること。
【語源・由来】
「円」は丸いこと。「鑿」は穴。「方」は四角いこと。「枘」はほぞ(木材と木材をつなぐのに一方に穴をあけ一方に突起を作るが、その突起部分)のこと。
【典拠・出典】
『史記』「孟軻伝」
【類義語】
・円孔方木(えんこうほうぼく)
方枘円鑿(ほうぜいえんさく)の使い方
兄さんたち夫婦が離婚することになったんだ。
何か明確な理由はあるの?
考え方が方枘円鑿となったんだって。
生まれも育ちも違うんだからそうなるわよね。結婚は一に我慢、二に我慢よね。
方枘円鑿(ほうぜいえんさく)の例文
- 健太くんとは会話をしていると、なぜか方枘円鑿となります。
- 目玉焼きにかけるのはソースかしょうゆかでもめる僕たちは、いろんなことで方枘円鑿です。
- 方枘円鑿な彼らが金婚式を迎えるなんて驚きだね。
- やけに方枘円鑿だと思ったら、違う資料を見ながら話をしていました。
- 方枘円鑿なともこちゃんたちを二人三脚でペアにしたら、わがクラスはびりになってしまうじゃないか。