福徳円満の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
福徳円満
【読み方】
ふくとくえんまん
【意味】
幸福や財産に恵まれ、満ち足りているさま。
それは「心もお金もちゃんとあって、何不自由なく生活できる」ってことかい?
夢見るような生活やな。
心が満たされて、お金の心配もない。
これは「心も体も満たされる最高の状態」ってことやな。
夢見るような生活やな。
心が満たされて、お金の心配もない。
これは「心も体も満たされる最高の状態」ってことやな。
【語源・由来】
「福徳」は、幸福と利益。「円満」は、満ち足りているさま。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・円満具足(えんまんぐそく)
福徳円満(ふくとくえんまん)の解説
カンタン!解説
「福徳円満」っていうのは、自分の生活がとっても幸せで、物もたくさんあって、何も欠けていない状態を表すんだよ。
「福徳」っていうのは、幸せとお金や物がたくさんあることを意味していて、「円満」っていうのは、何も欠けていない、完全な状態を指すんだ。
例えば、「福徳円満な生活」って言うときは、その人がとても幸せで、お金も物もたくさんあり、何も不自由しない生活をしていることを表しているんだよ。つまり、全てがうまくいって、何も問題がない生活のことを「福徳円満な生活」というんだね。
福徳円満(ふくとくえんまん)の使い方
ともこちゃん、この鏡をあげるよ。
ありがとう。かわいい鏡ね。
この鏡は、悪人が持てば祟りがあるけれども、善人が持つと、福徳円満を得ることができるそうだよ。ともこちゃんはどっちだろうね。
そうなの?じゃあ私には間違いなく福が舞い込んでくるわね!
福徳円満(ふくとくえんまん)の例文
- 代々受け継いだ土地をたくさん持ち、優秀な子供や孫に囲まれ、彼は福徳円満な顔をしています。
- 大家さんは福徳円満そうな夫婦だったので、この部屋を借りることに決めました。
- 彼はいつもにこにこしていて福徳円満の相なので、たまに睨みを利かせても様にならない。
- まだまだ未熟な私達ですが、福徳円満の家庭を築いていきたいと思っています。
- 元来、ともこちゃんは福徳円満な性格で、人当たりがいいのだけれども、健太くんが絡むと頭を痛め、顔をしかめることが多いようです。
福徳円満の文学作品などの用例
- 一番めには親の恩というようになりければ、ますます福徳円満して、肩身広く世を渡り、<幸田露伴・一刹那>
つまり、心が満足していて、同時に生活に困ることもないという理想的な状態を描いているんだ。