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不立文字【ふりゅうもんじ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

不立文字

不立文字の意味(語源由来・類義語)

意味

【四字熟語】
不立文字

【読み方】
ふりゅうもんじ

【意味】
悟りの境地は、言葉で教えられるものではなく、心から心へ伝えるものだということ。悟りの境地は、言葉で表せるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけないということ。

四字熟語の博士
「不立文字」は禅宗で使われる言葉で、悟りの状態は言葉で説明できるものではなく、人の心から心へと直接伝えられるものであるという意味が込められているんだ。
これは、言葉に囚われず、直感や感じ取る力を大切にしましょうという教えなんだよ。
助手ねこ
ほんなら、「不立文字」っていうのは、「ことばで説明せんでも、心から心へ感じ取る」ってことやな。
ことばばっかりに頼らず、心の声を大事にするんやで。
これは、「感じることの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。

【語源・由来】
「立」は、成り立つ・成り立たせる。

【典拠・出典】

【類義語】
以心伝心(いしんでんしん)
教外別伝(きょうげべつでん)
拈華微笑(ねんげみしょう)
維摩一黙(ゆいまいちもく)

不立文字(ふりゅうもんじ)の解説

カンタン!解説
解説

「不立文字」っていうのは、ちょっと難しいかもしれないけど、大事なことを教える言葉なんだ。これは、大事なことを理解するのは、ただ文字や言葉だけで学ぶんじゃなくて、自分自身の経験や実践を通して感じ取ることだっていう意味なんだよ。

例えば、自転車の乗り方を説明されても、それだけではうまく乗れないよね。自分で乗って、何度も倒れて、経験を積んで初めて乗れるようになる。それと同じで、「悟り」っていうのは、自分で修行をして、体験を通じて心から理解するものなんだ。

だから、大切なことを学ぶときは、文字や言葉に囚われず、自分自身で体験してみることが大切なんだよ。これは、特に禅宗という宗教の中で重要な考え方なんだ。禅宗では、「文字を立てず」って言って、言葉や文字に頼らず、直接心から心へと感じ取ることを大切にしているんだよ。

不立文字(ふりゅうもんじ)の使い方

健太
ともこちゃん。どんな本を読んだらいいか教えてよ。
ともこ
私が好きな本を紹介することはできるけれども、今の健太くんにぴったりの本を教えることは不立文字のようなものよ。
健太
うーん。図書館にはこんなにたくさんの本があるから、どれから読めばいいのか皆目見当が付かないんだよ。
ともこ
とりあえず直感で好きそうな本を選んでみたらどうかしら?気楽な読書体験から入ったほうが良いと思うわ。

不立文字(ふりゅうもんじ)の例文

例文
  1. 不立文字のように、体験でしか学べないことがたくさんあるから学校生活は大切なのである。
  2. 不立文字だよ、やってみれば自然にわかるようになるって。
  3. 不立文字、愛について教えることはできません。
  4. 不立文字、すべて師匠の動きや背中を見て学びました。
  5. この林間学校では、不立文字のように体験を通して学んだことがたくさんありました。

不立文字の文学作品などの用例

  1. 加えていえば、そんな生活にあけくれつつも、己れは不立文字の禅境を説くに、いくたの文をなした。<水上勉・一休>

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