天下泰平の意味(語源由来・出典・類義語・対義語)
【四字熟語】
天下泰平
【読み方】
てんかたいへい
【意味】
世の中がよく治まり、穏やかな様子。
また、何の心配もなくてのんびりしている様子。
トラブル一つない、のんびりと過ごせる世の中のことを指してるんやな。
これは、「平和が一番大事」っていうことを教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「天下(てんか)」とは、全国のこと。
「泰平(たいへい)」とは、世の中が平和であるということ。
【典拠・出典】
『礼記』仲尼燕居
【類義語】
・天下平泰(てんかへいたい)
・尭年舜日(ぎょうねんしゅんじつ)
・尭風舜雨(ぎょうふうしゅんう)
・四宇和平(しうわへい)
・泰平無事(たいへいぶじ)
・地平天成(ちへいてんせい)
・安穏無事(あんのんぶじ)
・千里同風(せんりどうふう)
・天下治平(てんかちへい)
・万民太平(ばんみんたいへい)
・無事太平(ぶじたいへい)
【対義語】
・天下多事(てんかたじ)
天下泰平(てんかたいへい)の解説
「天下太平」っていうのは、すごく平和な世の中、すべてが順調で問題がないという状態を言うんだよ。
「天下」っていうのは、全国のことを指していて、「太平」は平和な世の中っていう意味だから、「天下太平」っていうのは、全国がとても平和で、誰も困っていない、すごくいい状態を表すんだ。
例えば、「天下太平な世」って言うと、その世の中はとても平和で、問題がなく、すべての人が幸せに暮らしているような状況を表すんだよ。でも、本当にそんなに完璧な世の中はなかなかないから、あくまで理想の状態ってわけだね。
天下泰平(てんかたいへい)の使い方
天下泰平(てんかたいへい)の例文
- 天下泰平の世の中を築くためには、たくさんの苦労と努力があったのだろう。
- この国が天下泰平となってからは、彼は落ち着いて生活をすることができると喜んでいた。
- 天下泰平な世の中がおとずれることなど、あの時代には誰も信じることができなかった。
- 天下泰平を目標にして、協力してきてよかったと思う。
- 戦国時代が終わりを告げたことで、天下泰平の世の中がおとずれた。
全く心配事がなく、皆が安心して過ごせるような状態だよ。