【四字熟語】
百歩穿楊
「百歩楊を穿つ」とも読む。
【読み方】
ひゃっぽせんよう
【意味】
射撃の技術がすぐれていること。百歩離れた所から、ねらいを定めた細い楊の葉を射抜いて穴をあけること。
【語源・由来】
「穿」はうがつ、穴をあける。中国楚の弓の名手養由基が、百歩離れた所から柳の葉を百回射て、百回ともすべて命中させたという故事から。
【典拠・出典】
『戦国策』「西周策」
【類義語】
・百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)
百歩穿楊(ひゃっぽせんよう)の使い方
ともこちゃん。あそこにいるカモを撃つことができる?
うーん。難しいかな。
ともこちゃんは百歩穿楊、名人級の腕なんだから大丈夫だよ。
がんばって狙ってみるわ。
百歩穿楊(ひゃっぽせんよう)の例文
- 百歩穿楊な健太くんは、お祭りの夜店の射的から出入り禁止を言い渡されています。
- ともこちゃんの射撃の腕前は百歩穿楊なので、オリンピック出場は間違いないでしょう。
- 健太くんは百歩穿楊、最強のスナイパーなので百メートル離れた所からでも命中させることができます。
- 百歩穿楊の健太くんだったら、百発百中は間違いないでしょうね。
- ともこちゃんは百歩穿楊だから、きっと逃亡したライオンに麻酔銃を撃つことができるでしょう。