【四字熟語】
陰々滅々
「陰陰滅滅」ともかく。
【読み方】
いんいんめつめつ
【意味】
陰気で気が滅入る様子。暗く物さびしい雰囲気。
【語源・由来】
陰陰滅滅。「陰陰」は、薄暗く陰気なさま。「滅滅」は、生気がなくなるさま。
「陰」を「隠」と書き誤らない。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・陰陰鬱鬱(いんいんうつうつ)
・暗澹迷妄(あんたんめいもう)
・晦渋混濁(かいじゅうこんだく)
・如法暗夜(にょほうあんや)
【英語訳】
dismal、sorry、dingy、gloomy、disconsolate、dreary、drear、dark、blue、grim
英語例文
陰々滅々とした憂鬱な気分。A gloomy melancholy feeling behind the scenes.
陰々滅々とした憂鬱な気分。A gloomy melancholy feeling behind the scenes.
陰々滅々(いんいんめつめつ)の使い方
先生が病気になって、授業が補習ばかりになったしまったね。
うん、みんな陰々滅々な雰囲気になってしまって、自習も思うように進んでいないみたいね。
うん、早く治って授業再開してほしいね。
先生のホームルームはすごくためになる、いい話しが多いからね。
陰々滅々(いんいんめつめつ)の例文
- 気分が陰々滅々と憂鬱な日々を過ごしている。
- 将来に希望が持てなくて、暗い陰々滅々とした自分に絶望する。
- 悲観的なことばかりを言う人に陰々滅々とした様子が漂っている。
- こんなに天気が悪い日が続くと陰々滅々になり、なにもできなくなってしまった。
- 彼は将来にまったく希望が持てないと,会社をやめて陰々滅々な日々を過ごしている。
- 気分を害することがあっても、陰々滅々になったり塞ぎこんだりするようなことはない。
まとめ
「陰々滅々」は、日常的に使われている言葉で、気がめいるような雰囲気である。物悲しさと失望でいっぱいのようすである。生活の中でもおこりうることの多いものである。