【四字熟語】
一銭一厘
【読み方】
いっせんいちりん
日本漢字能力検定
3級【意味】
わずかな金銭のこと。「銭」「厘」とも昔の小銭の単位。一銭は一円の百分の一。一厘は一銭の十分の一。
【類義語】
・一文半銭(いちもんはんせん)
・一紙半銭(いっしはんせん)
一銭一厘(いっせんいちりん)の使い方

健太くん。泣きそうな顔をしてどうしたの?

おこづかいをくれるって言うから、庭の草むしりをがんばったのに、一銭一厘、50円しかもらえなかったんだ。

あら。それは悲しいわね。でもこのきれいな庭を見てよ。健太くんのおかげですっきりしたじゃないの。

うーん。なんだか納得できないけど、庭がきれいなのは良いことだよね。
一銭一厘(いっせんいちりん)の例文
- 初任給はいろいろ引かれて、一銭一厘でした。
- 僕のお財布には、いつも一銭一厘しかはいっていません。
- 一銭一厘のまちがいなく正確に計算し、報告しなければいけません。
- 彼は、奥さんが使ったお金を一銭一厘まで管理したがりました。
- ともこちゃんは、ものすごくはやいスピードで一銭一厘の間違いも無い計算をしました。