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一文不通【いちもんふつう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

一文不通の意味(語源由来・類義語)

意味

【四字熟語】
一文不通

【読み方】
いちもんふつう

【意味】
一つの文字も知らず、読み書きがまったくできないこと。

四字熟語の博士
「一文不通」という四字熟語は、文字の一つもわからない、という意味から来ていて、読み書きが全くできないことを指す言葉なんだよ。
助手ねこ
それって、「文字読むのも書くのもダメ」ってことやな。
文字一つも通じへんってことで、全く読み書きができへん状態を言うんやな。
これは、「読み書きの大切さ」を感じさせる言葉やわ。

【語源・由来】
「一文」はひとつの文字の意。

【典拠・出典】

【類義語】
・一字不識(いちじふしき)
・一文不知(いちもんふち)
無学文盲(むがくもんもう)

一文不通(いちもんふつう)の解説

カンタン!解説
解説

「一文不通」という言葉は、文字に関して全く知識がない、あるいは読み書きができない状態を指す言葉。この中の「文」とは、文字や文章のことを意味しているよ。そして、「不通」とは、通じない、わからないという意味。

昔の日本では、読み書きの教育が普及していなかった時代があったんだ。だから、特に田舎や遠くの地域では、一般的な人々が文字を読み書きできないことが珍しくなかった。このような背景から、文字の読み書きができない人を指して「一文不通」という言葉が使われるようになったと考えられているよ。

現代の日本では、義務教育によりほとんどの人が読み書きができるよね。そのため、「一文不通」という状態の人は少なくなった。だけど、この言葉は、比喩的に「何かの知識や技術に全く精通していない」という意味で使われることもあるよ。例えば、特定の分野や技術に詳しくないことを自嘲して「私はそのことに関しては一文不通だ」というように使うことがあるんだ。

一文不通(いちもんふつう)の使い方

ともこ
健太くんは、よく家に帰る途中で道に迷っていたわよね。
健太
それは、一文不通だったころのことでしょう。今は、標識が読めるから迷わないよ。
ともこ
小学校に入って文字を覚えてからも右と左を頻繁に間違えていたわよね。
健太
もう道を間違えたりしないってば。

一文不通(いちもんふつう)の例文

例文
  1. テストで0点をとり、しかも自分の名前を書き忘れたので、一文不通と馬鹿にされました。
  2. 祖母は、貧しさのために学校に通えず一文不通でしたが、心は清らかで誰にも負けませんでした。
  3. 彼は一文不通だけれども、大学出身のプライドばかり高い人材よりよっぽど気が利くと思います。
  4. 一文不通だからと言って、自分を蔑むことはないと思います。
  5. 彼女は一文不通だったので、いつも僕は彼女に本を読んで聞かせてあげていました。

一文不通の文学作品などの用例

  1. 澄元契約に使者に行った細川の被官の薬師寺与一というのは、一文不通の者であったが、天性正直で、<幸田露伴魔法修行者>

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