一朝之忿の意味(語源由来・出典)
【四字熟語】
一朝之忿
【読み方】
いっちょうのいかり
【意味】
一時的な怒りをいう。
あぁ、それは「ちょっとしたことでピキッとくるけど、すぐに冷める」って感じやな。
一瞬だけムカッとするけど、あとで考えたら「あれ?なんであんなに怒ったんやろ?」ってなるやつやん。
こういうのって、後から笑えることが多いんちゃう?
一瞬だけムカッとするけど、あとで考えたら「あれ?なんであんなに怒ったんやろ?」ってなるやつやん。
こういうのって、後から笑えることが多いんちゃう?
【語源・由来】
「一朝」はわずかな間。一時的の意。「忿」は、怒り、憤怒のこと。
【典拠・出典】
『論語』「顔淵」
一朝之忿(いっちょうのいかり)の解説
カンタン!解説
「一朝之忿」っていうのは、ちょっとしたことで一時的に怒ったりすることを言うんだよ。それも、その怒りが長く続くわけじゃなくて、ちょっとしたことで一瞬ムッときたり、ちょっぴり腹が立ったりする感じ。
「一朝」というのは、ごく短い時間、つまり「ちょっとした間」って意味なんだ。「忿」とは、怒りや憤りを意味する言葉だよ。
だから、「一朝之忿」とは、ちょっとしたことで怒ったりするが、その怒りも一時的で、すぐに冷めるような感じの怒りを指すんだ。例えば、「一朝之忿を押さえる」と言ったら、ちょっとした怒りを我慢する、あるいはその怒りを抑えて行動するって意味になるよ。簡単に言うと、ちょっとした怒りでも冷静になって、我慢することを勧めているんだね。
一朝之忿(いっちょうのいかり)の使い方
あー。腹が立つなあ。あんな性格が悪い子は、クラスからいなくなればいいのに。
一朝之忿で、友達に対してそんなことを口にしてはいけないわ。後で悔やむことになっても取り返しがつかないわよ。
うーん。じゃあ、ニ、三日風邪で休んでくれればいいのになあ。
そうしたら、健太くんが友達の家にお見舞いに行って、仲直りをすればいいわね。
一朝之忿(いっちょうのいかり)の例文
- 一朝之忿を押さえることが出来ない人間に、徳を高めることはできません。
- 一朝之忿に我を忘れてしまいました。
- ともこちゃんの笑顔を見ると、一朝之忿なんて吹き飛びます。
- 子供たちには悪気がないと思うので、一朝之忿を押さえて、冷静に子供の言い分を聞くようにしています。
- 聞き分けの無い、やんちゃな生徒が多いので、一朝之忿に、我を忘れることがしばしばあります。
突然怒ったり、感情が高ぶったりする瞬間を指しているんだ。