【四字熟語】
活剥生呑
【読み方】
かっぱくせいどん
【意味】
他人の詩文などをそっくり盗用すること。また、他人の言葉や考えを鵜呑みにして受け売りするだけで、独自性・創造性のないことのたとえ。
【語源・由来】
「生呑」は生きたまま丸のみすること。「活剥」は生きたまま皮などを剥ぎとること。
【典拠・出典】
『大唐新語』「諧謔」
【類義語】
・生呑活剥(せいどんかっぱく)
活剥生呑(かっぱくせいどん)の使い方
健太くん。読書感想文で賞をとったんですってね。すごいじゃないの。
・・・それが、兄さんが昔書いた読書感想文を丸写しして出したものだから、ばれるとまずいんだよね。まさか賞をとると思わなかったから、今、とても困っているんだ。
活剥生呑じゃないの。それは不正よ。先生に言うべきよ。
今更言えないよー。
活剥生呑(かっぱくせいどん)の例文
- 教授は、僕が書いた論文を活剥生呑して、世界に評価されました。
- これは健太くんらしくない詩だから、活剥生呑したものじゃないでしょうか。
- 彼が今語っている意見は、活剥生呑したもので、昨日テレビで政治評論家が同じことを言っていました。
- 活剥生呑した意見ばかりのようだけど、君自身の考えはないのか。
- 面接指南書をどれだけ読んでも、活剥生呑した言葉は相手の心に響かない。