【四字熟語】
繋影捕風
【読み方】
けいえいほふう
【意味】
雲をつかむようなとりとめなくあてにならないたとえ。風をつなぎとめ、影をつなぎとめる意で、とてもできないことをいう。
【典拠・出典】
『漢書』「郊祀伝」
【類義語】
・繋風捕影(けいふうほえい)
・捕風捉影(ほふうそくえい)
繋影捕風(けいえいほふう)の使い方
ともこちゃん。来年の夏休みの宿題は自分でやるから、今年は手伝ってよ。
健太くんの言う事は、繋影捕風だからだめよ。絶対に来年も宿題を手伝ってって頼みに来ると思うわ。
そうなったら、来年の僕に怒ってよ。今の僕を助けてよ。
未来の健太くんも今、ここにいる健太くんも同じよ。
繋影捕風(けいえいほふう)の例文
- 彼との口約束は繋影捕風なのでお金を貸してはいけません。
- 彼の発言は繋影捕風だから、彼の力は当てにしないほうが良いと思います。
- 健太くんは繋影捕風だから、彼の言う「絶対」は絶対じゃないと思ったほうが良い。
- 彼の話は繋影捕風なので、話半分に聞いておけばいいと思います。
- 宝くじが当たったら家を買うなんて繋影捕風な話です。