著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

狷介固陋【けんかいころう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
狷介固陋

【読み方】
けんかいころう

【意味】
かたくなに自分の意志を守って、人のことを受け入れないさま。また、かたくなで頑固なさま。

【語源・由来】
「狷介」は自分を固く守って妥協しないさま。「固陋」は自分の狭い視野にとらわれてかたくななさま。

【典拠・出典】

【類義語】
頑迷固陋(がんめいころう)
狷介孤高(けんかいここう)
・狷介不屈(けんかいふくつ)
・孤独狷介(こどくけんかい)
風岸孤峭(ふうがんこしょう)

狷介固陋(けんかいころう)の使い方

ともこ
健太くん。またにんじんだけ残しているの?にんじんは体にいいのよ。
健太
にんじんを食べなくても生きていける!
ともこ
狷介固陋ねえ。ほら、あのにんじんを食べているうさぎの目を見てごらんなさいよ。おいしさのあまりキラキラ輝いているわよ。
健太
本当だ。夢中で食べている。食べてみようかな・・・。いや、食べない!

狷介固陋(けんかいころう)の例文

  1. 父は、歳をとればとるほど狷介固陋になっていきました。
  2. 健太くんは、狷介固陋で人の意見を聞こうとしません。
  3. 健太くんは、狷介固陋だから伸び悩んでいるんだよ。
  4. 芸術家には、狷介固陋な人が多いですが、狷介固陋であるほど天才であることが多いです。
  5. 狷介固陋な彼の頭を柔軟剤で洗って柔らかくしてやりたいものです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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