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金口木舌【きんこうぼくぜつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

金口木舌

金口木舌の意味(語源由来・出典・類義語)

意味

【四字熟語】
金口木舌

【読み方】
きんこうぼくぜつ

「きんこうもくぜつ」とも読む。

【意味】
すぐれた言論で、世の人を指導する人のたとえ。口が金属で、舌が木で作られた大鈴の意から。

四字熟語の博士
「金口木舌」という四字熟語は、自分の優れた言葉で他の人を教え導くことを表しているんだよ。
その言葉は貴重で、そして人々に説明したり、道を示したりする力があるんだ。
助手ねこ
ほんなら、これは「すごい話上手で、人々に教えたり道を示したりする人」のことやな。
ちょうど金のように貴重な言葉を使って、木のようにしっかりと立った舌で話すんや。
これは、「うまく話して人を導く力」を持つ人を表してるんやで。

【語源・由来】
「木鐸」のこと。古代中国で、官吏が法律や政令などを人民に告げ歩くとき鳴らした。

【典拠・出典】
揚子法言』「学行」

【類義語】
・木鐸
一世木鐸(いっせいぼくたく)

金口木舌(きんこうぼくぜつ)の解説

カンタン!解説
解説

「金口木舌」っていうのはね、人のことをすごく上手に教える、賢い人のことを指す言葉なんだよ。「金口木舌」ってのは直訳すると「金でできた口と木でできた舌」っていう意味なんだけど、実はこれ、大きな鈴のことを指しているんだ。

この鈴のことを「木鐸(もくたくまたはぼくたく)」って言うんだ。古代の中国では、政府の人たちが新しい法律やお知らせを人々に伝えるとき、この木鐸を鳴らして周りの人たちの注意を引いたんだよ。

だから、「金口木舌」って言葉は、その人の話がすごく大事で、みんなが聞いて学べるような話をする人、っていう意味になるんだよ。この言葉の出典は、「揚子法言ようしほうげん」っていう古代の中国の本にあるんだよ。

金口木舌(きんこうぼくぜつ)の使い方

ともこ
今の校長先生は、金口木舌、素晴らしい指導者よね。
健太
そうだね。あの校長先生の言葉は不思議と心に響いて、指示に従おうという気にさせるよね。他の先生のいう事なら逆らうけど・・・。
ともこ
あら。逆らっちゃだめよ。でも、校長先生は別格よね。これだけたくさんの生徒がいるのに、生徒の名前を全員覚えているし、生徒の目線に立って考えてくれるし、持って生まれたリーダーとしての資質のほかに、人徳もあるわよね。
健太
うん。尊敬できるし、素晴らしい先生だよ。

金口木舌(きんこうぼくぜつ)の例文

例文
  1. 僕らにとって彼は、こんな御時勢でもこういう人がいるから安心だと思うその何人かの貴重な存在の一人であり、戦後になっても、金口木舌としての彼の位置に変わりはないだろう。
  2. マスメディアは一般的に社会の金口木舌として報道を行うことを建前としていて、特に東京に本社のあるマスコミは、政府機関に対して記者クラブ制度を通じて優先的に取材することができるうえ、全国的に広範で情報を発信でき、絶大な影響力を持っている。
  3. 彼は、大人から見れば単なるガキ大将かもしれないが、この辺の子供たちの金口木舌たる存在で、彼のおかげで、いじめという物がなくなった。
  4. 彼は、金口木舌として常にぼくたちをリードしてくれていて、頼り切っていたので、彼が亡くなった今、途方に暮れてしまう。
  5. 小さいころから、彼は、金口木舌として僕らの中心にいたが、大人になり、政治家になると聞いて、やはりそうかと思ったものだ。

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