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虎尾春氷【こびしゅんぴょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
虎尾春氷

「虎尾春冰」とも書く。

【読み方】
こびしゅんぴょう

【意味】
非常に危険なことのたとえ。または、危険なことをすることのたとえ。

【語源・由来】
「虎尾」は、虎のしっぽ。「春氷」は、春の時期に池や川・湖などに張った氷のこと。虎のしっぽを不用意に踏めば、かまれて命を落とすこともあり、同じように春の時期の氷は割れやすく、落ちて溺れ死ぬ可能性があることから。

【典拠・出典】
書経』「君牙」

虎尾春氷(こびしゅんぴょう)の使い方

健太
大事な空手の試合があるから、テスト勉強をする暇がないよ。前日に徹夜で頭に詰め込めばいいか。
ともこ
それは、虎尾春氷よ。今回は、テスト範囲が広いから、一夜漬けの勉強では危険よ。
健太
うーん。まあ、最悪0点でもしょうがないよ。
ともこ
今回のテストで0点をとったら、その大事な空手の試合に出ることが出来ないのよ。危険でしょう?

虎尾春氷(こびしゅんぴょう)の例文

  1. 携帯電話を操作しながら自転車に乗ることは、虎尾春氷、死亡事故につながることもあります。
  2. たこ足配線を使うと便利ですが、虎尾春氷、火事につながる恐れがあります。
  3. 歯磨きをしないで眠ると、虎尾春氷、最悪の場合歯を失います。
  4. 雷が鳴っているときに屋外で部活を続けると、虎尾春氷、落雷に巻き込まれることもあるので中止してください。
  5. てんぷらを揚げているときに、火元から目を離すことは、虎尾春氷です。

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