【四字熟語】
鵠面鳩形
【読み方】
こくめんきゅうけい
【意味】
飢えてやせ細り、やつれているたとえ。
【語源・由来】
「鵠面」は、やせはてて、白鳥の顔のように、細くとがっているさま。「鳩形」は、やせはてて胸が突き出て鳩に似ていること。
【典拠・出典】
『明史』「忠義伝」
【類義語】
・鵠面鳥形(こくめんちょうけい)
鵠面鳩形(こくめんきゅうけい)の使い方
健太くん。鵠面鳩形じゃないの。何かあったの?
無の境地に至ることが出来れば、空手が強くなるって聞いたものだから、飲まず食わずで座禅をしていたんだ。
それで、無の境地に至ることが出来たの?
それが、天国のようなお花畑が見えたから、これは命が危ないと思って中止したんだよ。
鵠面鳩形(こくめんきゅうけい)の例文
- 締め切り前の健太くんは、鵠面鳩形、やつれてしまっています。
- お財布を落とした兄さんは、給料日まで水だけの生活だったので、鵠面鳩形、飢え死に寸前でした。
- 僕の会社は、人使いが荒いブラック企業なので、残業ばかりで鵠面鳩形な社員ばかりです。
- 疲れ切っていた時に鏡をのぞいたら、まさに鵠面鳩形といった顔の自分が映っていてびっくりしました。
- 引っ張りだこで人気の女優さんが、最近、鵠面鳩形、痩せすぎなので過労じゃないかと心配です。