【四字熟語】
綱挙網疏
【読み方】
こうきょもうそ
【意味】
物事の根本をつかむことを大事にして、細かな事についてはこだわらないこと。また、大きな悪事の根本を追及することに専念して、小さな悪事は見逃すこと。
【語源・由来】
「綱」は、網を締めくくるもとづなのこと。「網」は、細目(細い織り目)のこと。
【典拠・出典】
『晋書』「劉頌伝」
綱挙網疏(こうきょもうそ)の使い方
父さんが、オレオレ詐欺の現金の受け渡しをする出し子を捕まえたんだって。
へえすごいわね。
でも綱挙網疏するために泳がせるんだって。裏切られないと良いけどね。
そうね。それでオレオレ詐欺の元締めが捕まると快挙よね。
綱挙網疏(こうきょもうそ)の例文
- 健太くんが成績を急いでUPさせるためには、綱挙網疏することが大事です。
- あとから細かいところを覚えればいいので、まずは、綱挙網疏することに全力を尽くしてください。
- 時間がないので綱挙網疏して、原因と結果をつかんで解決策を考えましょう。
- 綱挙網疏して、手下を逃がしたことで、悪名高いマフィアを壊滅させることに成功しました。