【四字熟語】
黄裳元吉
「黄裳は元吉なり」とも読む。
【読み方】
こうしょうげんきつ
【意味】
忠誠を尽くす家臣が主家に仕えると、必ずよい結果をもたらすということ。
【語源・由来】
易経の言葉で、「黄裳」は黄色のもすそのことで、「黄」は五行で中心の色とされ、天子などの高貴なものの象徴で、もすそは家臣の例え。「元吉」は大吉のこと。
【典拠・出典】
『易経』「坤卦」
黄裳元吉(こうしょうげんきつ)の使い方
健太くん。私のために尽力してくれてありがとう。おかげで生徒会主催のイベントは大成功だったわ。
いやいや。大したことはしていないよ。
黄裳元吉って本当ね。これからもいい家臣でいてね。
これからさらにこき使われるのかあ。
黄裳元吉(こうしょうげんきつ)の例文
- 黄裳元吉というから新入社員の面接では、忠誠心を見ます。
- いい部下がいたから思い切ってこの企画を進めることが出来た、本当に黄裳元吉だ。
- 黄裳元吉というけれども、いい部下に恵まれたおかげで会社が大きくなりました。
- 終身雇用は、忠誠心が厚い社員をうみ、黄裳元吉となります。
- 黄裳元吉の代表と言えば、皇室を守るために戦いぬいた楠木正成でしょうか。