【四字熟語】
狡兎三窟
【読み方】
こうとさんくつ
【意味】
身を守るのに用心深いこと。また、困難をさけるのにたくみであること。
【語源・由来】
「狡」はずるい、わるがしこいという意味。「窟」は穴のこと。狡いうさぎは三つの穴を持っていて危険から身を守るということ。
【典拠・出典】
『戦国策』「斉策」
【類義語】
・狡兎三穴(こうとさんけつ)
狡兎三窟(こうとさんくつ)の使い方
健太くんのお父さんは、怪盗21面相を逮捕するために日々頑張っているのよね。
そうなんだ。でも、怪盗21面相は狡兎三窟だから、なかなか捕まえることができないんだ。
怪盗21面相は人を殺さないし、傷つけない。しかも奪った金品は貧しい人たちに配っているんだから、捕まえる必要は感じないんだけどね。
どんな理由があっても泥棒は犯罪者だよ!
狡兎三窟(こうとさんくつ)の例文
- 健太くんは、狡兎三窟なのでなかなか尻尾を捕まえることができませんでした。
- ともこちゃんは、狡兎三窟、いつも用意周到な策をめぐらせてきます。
- 健太くんは、狡兎三窟だから、これがだめでも二の手三の手を考えていますよ。
- ともこちゃんは、狡兎三窟、一筋縄ではいきません。
- 健太くんは、狡兎三窟なので、常にいざという時の備えをしています。