旭日昇天の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
旭日昇天
【読み方】
きょくじつしょうてん
【意味】
朝日が昇るように勢いの盛んなこと。
ほんなら、「すごい勢いで上昇する」ってことやな。
朝日がどんどん上がっていくように、物事が順調に進んで行く感じやな。
これは、「どんどん良い方向へ進んでいく力強さ」を教えてくれる言葉なんやで。
朝日がどんどん上がっていくように、物事が順調に進んで行く感じやな。
これは、「どんどん良い方向へ進んでいく力強さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
朝日が天に昇るような激しい勢いという意味から。「旭日」は朝に昇る太陽のこと。「昇天」は天に昇ること。「旭日昇天の勢い」などと使う。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・旭日東天(きょくじつとうてん)
・破竹之勢(はちくのいきおい)
【英語訳】
full of vigor and vitality (like the rising sun) (vigour)
being in the ascendant
旭日昇天(きょくじつしょうてん)の解説
カンタン!解説
「旭日昇天」っていうのは、物事がすごく盛り上がっている様子を言うんだよ。朝日が空高く昇るように、すごく元気に、どんどん上に登っていくことを表すんだ。
「旭日」っていうのは、朝日のことで、「昇天」っていうのは、空に上がっていくことを指すんだよ。だから、朝日がどんどん空高く昇っていくように、物事がすごく上手くいっている、という意味になるんだ。
例えば、「彼の事業は旭日昇天の勢いだ」と言うと、彼の事業がすごく成功していて、とても元気に成長しているという意味になるよ。
旭日昇天(きょくじつしょうてん)の使い方
健太くんが、空手を始めてから、優勝して頂点に立つまで旭日昇天の勢いだったわよね。
そうかな。まあ、人より少々早かったかもしれないね。
健太くんには、空手の才能があったということなのかしら?
いやあ、そうじゃないよ。人より空手を愛していたから、人より練習したし、なにより今の先生に出会えたおかげで旭日昇天の勢いの成長を遂げることができたんだよ。
旭日昇天(きょくじつしょうてん)の例文
- 裸足で、どろんこになって走り回っていた彼女は、ピンクのドレスを優雅にまとって、今や、音楽界の新しいスターとなって、彼女のキャリアは、文字通り旭日昇天の勢いであった。
- 秀吉が生まれ育ってきた境遇を思えば、その栄達は、旭日昇天の早さにも見えるが、信長に随身してからでも、逆境なしという年は一年もなかった。
- 島津家の勢力は旭日昇天の勢いとなり、肥後に入り、肥前に入り、筑後に入り、筑前に入り、全九州を傘下におさめる大勢力となった。
- 彼の家の勢力は旭日昇天の如くで、この国の王をほとんど眼中に置いていないかのようだった。
- 彼が市長に当選してからの彼の家族や一族は、旭日昇天の勢いで栄華を極めていったのだった。
旭日昇天の文学作品などの用例
- 旭日昇天の勢いで、絶頂に達しかける直前に、綱が切れて転落したというのは、あとで思い合わせると、日本の運命に似ている。<陳舜臣・青雲の軸>
まるで朝日が力強く昇っていくようなイメージだね。