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名声過実【めいせいかじつ】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
名声過実

「名声実に過ぐ」とも読む。

【読み方】
めいせいかじつ

【意味】
実際よりも評判のほうが高いこと。評判どおりではない意。

【典拠・出典】
史記』「陳豨伝」

【類義語】
・声聞過情(せいぶんかじょう)

名声過実(めいせいかじつ)の使い方

ともこ
新しい総理大臣は失言ばかりで仕事もできないし、名声過実だったわよね。
健太
そうだよね。思ったよりも大したことなかったよね。
ともこ
議員としての英才教育を受けた三世議員で、生まれ持っての議員としての才能があるって聞いていたのにね。
健太
残念過ぎるよ。早く総理大臣をやめてくれないかな。

名声過実(めいせいかじつ)の例文

  1. 健太くんは日本最強の空手家と聞いていたのに、名声過実で噂ほどじゃないし、無名な私よりも弱いかもしれない。
  2. あれだけ評判が良かったから期待していたのに、ふたを開けてみたら名声過実でがっかりさせられたよ。
  3. 救世主になりうるっていう話だったのに、あんな名声過実な監督じゃ結果を残すことはできないよ。
  4. 健太くんの実力は名声過実、評判ほどではないよ。
  5. 名声過実となって失望させることがないように、実力をつける努力をしよう。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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