【四字熟語】
名声過実
「名声実に過ぐ」とも読む。
【読み方】
めいせいかじつ
【意味】
実際よりも評判のほうが高いこと。評判どおりではない意。
【典拠・出典】
『史記』「陳豨伝」
【類義語】
・声聞過情(せいぶんかじょう)
名声過実(めいせいかじつ)の使い方
新しい総理大臣は失言ばかりで仕事もできないし、名声過実だったわよね。
そうだよね。思ったよりも大したことなかったよね。
議員としての英才教育を受けた三世議員で、生まれ持っての議員としての才能があるって聞いていたのにね。
残念過ぎるよ。早く総理大臣をやめてくれないかな。
名声過実(めいせいかじつ)の例文
- 健太くんは日本最強の空手家と聞いていたのに、名声過実で噂ほどじゃないし、無名な私よりも弱いかもしれない。
- あれだけ評判が良かったから期待していたのに、ふたを開けてみたら名声過実でがっかりさせられたよ。
- 救世主になりうるっていう話だったのに、あんな名声過実な監督じゃ結果を残すことはできないよ。
- 健太くんの実力は名声過実、評判ほどではないよ。
- 名声過実となって失望させることがないように、実力をつける努力をしよう。