【四字熟語】
沐浴抒溷
【読み方】
もくよくじょこん
【意味】
髪やからだを洗い清めて、けがれを取り除くこと。
【語源・由来】
「沐浴」は湯水でからだを洗い清めること。「抒溷」の「抒」はとり除く、「溷」はにごり・けがれの意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・沐浴斎戒(もくよくさいかい)
・斎戒沐浴(さいかいもくよく)
・精進潔斎(しょうじんけっさい)
沐浴抒溷(もくよくじょこん)の使い方
健太くん。今日はおみこしを担ぐんでしょう?
そうなんだ。沐浴抒溷してから集合場所に行くんだ。
あら。集合時間は三時でしょう?もうあと五分しかないわよ。
しかった。時計が止まっている。時間がないぞー。
沐浴抒溷(もくよくじょこん)の例文
- 元旦には、沐浴抒溷してから、神社にご加護を授かりに行くことにしています。
- 沐浴抒溷しない神官はいないんじゃないでしょうか。
- この世は穢れで満ち溢れているので、沐浴抒溷して心身を清めてからでないと神前に向かうことはできません。
- 沐浴抒溷して気を引き締めてから参拝します。
- 儀式の前に沐浴抒溷しておかないと、どんな罰が下るか分かったものじゃありません。