著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

雷霆万鈞【らいていばんきん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
雷霆万鈞

【読み方】
らいていばんきん

【意味】
威勢がきわめて大きく防ぎとめることのできないたとえ。雷鳴のとどろきがきわめて大きく重い。

【語源・由来】
「雷霆」は雷のとどろき。転じて威力などが激しいことの形容。「万鈞」はきわめて重いこと。「鈞」は重さの単位。周代は一鈞が七・七キログラム。

【典拠・出典】
漢書』「賈山伝」

【類義語】
雷轟電撃(らいごうでんげき)
電光雷轟(でんこうらいごう)

雷霆万鈞(らいていばんきん)の使い方

健太
あの喫茶店のマスターと腕相撲をして勝つことができたら、会計が半額になるんだよ。
ともこ
本当に?健太くんは空手で鍛えているから勝つことができるんじゃないの?
健太
マスターは御年80歳なのに雷霆万鈞なんだよ。僕は一度も勝ったことがないよ。
ともこ
それはすごいわね。

雷霆万鈞(らいていばんきん)の例文

  1. 国際化の波は雷霆万鈞で、もう止めることはできません。
  2. 雷霆万鈞なあの企業は、一気に店舗数を拡大し、来年には海外に進出するそうです。
  3. 新しい監督を迎えたあのチームは、雷霆万鈞で今シーズン負けなしです。
  4. 健太くんは絶好調で雷霆万鈞、快進撃を続けています。
  5. 雷霆万鈞な健太くんを止める策はないです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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